新しく電化製品を買った時、家具の配置を変えた時など「ここにコンセントがあれば便利なのに」
と歯がゆく思った経験、だれもがしているはずです。
延長コードを使えば利用は決して不可能ではないものの、やはり不便なのです。
そこでおすすめなのがコンセント追加工事です。
一口にコンセント追加工事と言ってもそのやり方はさまざま、今までになかった場所に増設することもあれば、
すでに差込口がいっぱいでこれ以上は刺せないという方は差込口増設が必要となるでしょう。
電気を食うエアコンなどを設置するならボルト数の変更をおこなうことも、
100Vが日本の電圧の主流ではあるもののエアコン・冷蔵庫といった機器は200Vは必要なのです。
そこにコンセントがあるから大丈夫と思っていたら、困ることとなります。
コンセント追加工事、何しろ身近なコンセントを取り扱うのですからDIYでどうにかなりそう
と思ってしまうかもしれません。
ですが電気の取り扱いは危険なもの、感電や漏電で大けがしたり火事を起こしてしまったら大変です。
「電気工事士」という国家資格を持つものにしかコンセント追加工事はおこなえないのです。
コンセント増設のみならず電気工事全般を取り扱う電気工務店に依頼すること、
電気工事士も電気工務店にいます。
複数社あるでしょうから、相見積もりを取って適切な価格のところを選びだしましょう。
経験豊富なスタッフがいるかどうか・お客様への対応は親切丁寧に行われているかなども
見ておくと失敗が少ないです。
コンセント追加工事、どういった作業をお願いするかでお値段は違ってきます。
もしも新規で設置するなら大体１０,０００円前後を考えておきましょう。
無理に延長コードでつないでいると、見た目が悪いだけでなく
引っかかって断線するリスクも高まるので依頼した方が安心です。
素人にはむずかしくともプロにとってはコンセント追加工事はごく一般的な作業、
それほど手間もかからずすぐに希望の場所にコンセントが付くこととなるでしょう。
口数を増やす工事なら約５,０００円前後が相場です。
もちろんタコ足配線というやり方もあるものの、
一か所に偏り過ぎると負担が大きく火災の原因となってしまうのです。増
設よりもお得なコンセント追加工事ですが、
もしもそれぞれで電圧を変えるとなると配線からの工事が必要となり約５,０００円程では済まなくなること、
知っておいてください。
場合によっては200Vの電圧を用意しなければならない、
その際もしかしたらコンセント追加工事が不要になるかもしれません。
最近は分電盤を操作するだけでわざわざコンセントをいじらなくとも
電圧が変えられる設計へと変化してきているからです。
コンセント追加工事の要不要も合わせて検討することです。
コンセント追加工事、どこにでもいくつでも可能というわけではありません。
電気が流れるコンセント、水を使用することとなる浴室で防水コンセントを設置したいと希望したところで
対応してもらえないのです。
それ以外の場所も、水がかかるようなところは避けて設置するようにしましょう。
コンセントがそこにあるということは掃除機などのコードが這うということ、
転倒したら危険な階段の上なども要注意です。
コンセントはある程度はあとから自由になるとはいえ、
DIYでお手軽にというよりもわざわざ業者を呼ばなければならないことが分かりました。
新築する際など、少し多めに設置しておいた方が良さそうです。
手間が省けるだけでなく、まとめての方が値引き交渉もしやすいのです。
動線なども考えてコンセント追加工事ゼロの家を目指すことです。
もしもどうしてもとなったら、相見積もりで比較検討してください。